小6になって、ハードな通塾スケジュールについていけず、日能研を退塾してしまいました。
正直、一年間頑張ったのにもったいない(お金も努力も)という思いもありましたが、今年に入って公開模試で4科目偏差値が40前後を低迷しており、本人も落ち込んでいたので、辞めるという選択を尊重しました。
正直、塾を辞めた生活がこんなにラクだとは…(塾に通い続けるってすごい!)
塾の復習をあまりしない長男にいろいろ言ってきましたが、塾を辞めてみると「こんな子どもが塾に通い続けるだけでも相当にすごい」ことに気づきました。
偏差値50や60だったら、もったいないから辞められなかったかもしれないし、後悔したのかもしれません。
我が家の場合、「お腹痛い」が減って笑顔を取り戻してきた長男を見ると、長男の選択を尊重してよかったと思います。
塾を辞めるけど、中学受験はする
という、本人の宣言通り、少しは勉強を続けています。
勉強時間は、通塾していた時の半分から三分の一ですが…
1. 夏休みまでの学習方法
長男と話し合った結果、夏休み前までは、日能研の教材も貰っているので、それを使って自宅で学習しました。
週ごとにカリキュラムが決められているので、できる限り、それに沿ってやってます。(現状の偏差値を考慮して、基本問題のみ)
一人でいきなり栄冠を解いて、撃沈したようで、
解説を読んでも、全然分からないから、教えて〜
中学受験経験のない私が本科の教科書を読んでもチンプンカンプン…
2. 中学受験未経験の親が勉強するための教材
日能研の本科や栄冠を読むも、これは塾で説明を受ける前提の教材だこら、ちんぷんかんぷん。
仕方なく、私が学習する用の教材を購入。
とりあえず、解説が多い自由自在を算数・理科・社会の3科目購入しました。
あと、理科・社会は四谷大塚の予習シリーズも分かりやすそうなので購入。
3. 親が教える弊害
中学受験では、塾や家庭教師を中心として、親は勉強を教えない方が良いと以前何かで読んだことがあります。
- 親が中学受験未経験だと、方程式で教えようとしたり、塾と異なる教え方をして子どもを混乱させる
- 親子だと遠慮がないから、ヒートアップする
- 家は子どもにとって安らぐ場所なのに、親が先生を兼ねていると小言もあり、安らげない
1番目のデメリットは、親が自由自在などの中学受験の教材で中学受験特有の教え方を学べば、乗り越えることができます。
つるかめ算、流水算、ニュートン算など、「なんじゃこりゃ?」と正直戸惑いました。
算数で自由自在で分からない部分は、きょうこ先生に頼りました。
共働きだとなかなか難しいですが、ちょうど会社を退職したところだったので、何とかここはクリアできました。
今でもクリアできないのが、「2.親が教えるとヒートアップしてしまう」点です。
最初は私も冷静なのですが、我が家の場合、下記パターンで炎上します。
- 子どもが問題を解けなくてイライラする
- 親が解説しても、イライラしている子どもの頭には入らないので、どんなに初歩から説明しても、「全然分からない」と言われる(超投げやりな態度にだんだんイライラが募る母)
- 母親である私もついイライラして、「こんなに初歩から教えても、分からないならもうお母さんが教えるのは無理。」と言って、チーン(勉強終了)
「分からなくて悔しい」気持ちに寄り添ってあげるべきなのでしょうが、親子だとお互いに甘えがあって難しいですね…
数日経って、イライラしていない時に同じ問題を初歩から解説すると理解できているので、感情って本当に大切ですね。
塾も個別指導も家庭教師も、時間に縛られ自由にできないから嫌だと拒むので、家庭学習しか選択肢がないので続けていますが、親が教えるってやっぱり難しいです。
将来、「あの時お母さんに◯◯と言われた」とトラウマにならないといいのですが…
トラウマになると嫌なので、子どもに「お母さんとだと、ケンカみたいになっちゃうから、塾や個別指導の方がいいのでは?」と何度か尋ねるのですが、
分からないところだけ、すぐに教えてもらえるから、お母さんでいいよ
ということで、結局8ヶ月親子で勉強を続けてます。
成績は思ったように上がらず、志望校の後ろ姿さえ見えませんが、このまま2月の受験まで元気に続けることを目標にしています。
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