何度も繰り返して覚えると、脳が重要な情報だと判断して、記憶に定着する、、と、何かで読んだ記憶があります。
ですので、理解力・記憶力に少し難がある長男にも、根気よくフォローを試みています。
円の円周の公式は?
円周って何?
円の周りの長さ。
ほら、円のこの部分の長さ。
(円を書いて示す母)
ああ、それ。
うううーん
半径 × 3.12?
直径 × 3.14じゃないの?
3.12ってどこから出てきたのよ…
しかも、半径じゃなくて、直径だし…
1. 円の円周と面積
先週から、牛歩の歩みで、算数の円の栄冠を解いています。
皆さんは、栄冠を何日くらいかけているのかなぁ…
我が家は乗り気じゃないのを牛歩でやるから、学び直し①ですら、一日では終わりません。
学び直し②③は、上位クラスの人のためで、授業で習ってないからと長男が言って、いつも放置です。
円は、円周と面積の2つの公式が基本だから、まずこれが覚えられたら、簡単に解けるだろうと甘く見ていたのですが…
円の円周や面積の公式を覚えてない…
一度ならずも栄冠を解き始めると、毎回、公式でつまずきます。
公式で解けるやつは、さっさと終わらせて、、もう少し応用問題にチャレンジして欲しいと思う母に、
あ、また公式忘れた。
と…
っていうか、『円とおうぎ形』のこの章で、円の円周と面積の公式を間違ったら0点になっちゃうんだけど、大丈夫かしら、、と不安になりながら、再度公式を教えるのでした。
2. 多分、実年齢より幼い?
分からないところがあると、
お母さん、教えて~
と聞いてくる、ある意味、素直な長男。
この「教えて~」が、応用問題なら母は嬉しいのですが、いつも持ってくるのは、本科の最初のページ…
小5って、そろそろ親から離れていく頃だと思うのですが、、男の子だからか、まだまだ幼いようです。
成長が遅い子どもは、中学受験だと追い付けずに挫折した記憶だけが残るから、成長した高校受験でチャレンジした方がいい という話も聞いたことがあります。
それでも、今は「中学受験したい」という長男の希望に沿って、勉強に併走していますが…
きっと、6年生ぐらいで、グッと大人になって、自力で学習習慣がつくことを心待ちにしています。
3. 図形は繰り返し問題を解いて、パターンを身につけて欲しい
三角形や台形、円やおうぎ形などの、図形の応用問題は、なかなか初見で解くのは難しく、「こことここの面積が等しいのを利用するんだな」とか、「この三角形の頂点をこっちに動かすと…」みたいに、ある程度、解法のパターンがあると思います。
今のレベルでは、その応用問題のパターンに到達できず、
直径がないから計算できないよー。
半径が3cmってなってるけど、直径は?
いくつ?
・・・・・・・
このレベルの応用に苦労しています。
「親が勉強を教えるのはよくない」というのもよく聞くご意見ですが、本当によく分かります。
自分の子どもだけに、「どうしてこんなことも分からないの?」、「さっきも教えたよ。何度同じこと言わせるの!」と、ついつい感情的な言葉が出そうになってしまいます。
ぐっと飲みこみますが… なかなか、辛いです。
中学受験で、せっかくの親子関係に亀裂が入るのは、もったいないので、塾の先生に聞いてほしいのですが、内気な性格なので無理なのであれば、せめて家庭教師の先生のように優しく教えようと思うのですが、どうしても自分の子どもだと、何度同じことを言っても解けないのが情けなくなってしまいます。
ただ、まだ生まれてきて10年、「中学受験をしたい」と志を持っただけでも、立派だと、気持ちを切り替えて、見守っていくしかなさそうですね。
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