週末は第一志望の過去問を解いていますが、合格最低点まであと60点というところから、点数が上がらず、やる気を失っている長男。
国語の基礎力がない、算数は計算問題を間違えている、全教科共通で、少しでも問われ方が違うと、「習ってない」と、別の問題だと思ってしまい、解けないという、課題が浮き彫りです。
1. 地道な問題集に戻るのも嫌…
過去問を嫌がって時間が過ぎるのも。もったいないので、
夏休みにやったベストチェックやメモリーチェックをやってみる?
過去問の方がマシ。
と言いつつも、過去問にはなかなか手が伸びません。
少し偏差値の低い併願校を解いてみるも、問題傾向は第一希望学校の方が合っているだけあって、偏差値が下がる割には点数は上がらない。
2. 偏差値39の学校の過去問を解く
仕方なく、今のところ受験する予定がない偏差値39の学校の過去問を購入し、解いてみることにしました。
偏差値が40前後で、事前に私が問題を見て、第一志望の学校に近い問題傾向の学校の問題集を購入しました。とはいっても、あまり難しい比較はできないので、国語の記述の多さや、算数の問題の難易度のぐらいしか比較できませんでしたが…
1回目、2回目は合格最低点には到達するものの、なかなか受験者平均には届かないという状態でした。
ただ、合格最低点に達しているというのは自信につながり、また問題も平易な問題が多いのでこちらはあまり抵抗感なく挑戦できています。
算数も60点台が採れるので、半分もとれない志望校よりやる気が湧くようです。
算数の問題は、捨て問がないので、解説を聞けば90点が採れそうなので、やり直しもスムーズです。
国語も選択肢問題が、「明らかに違いそう」という選択肢が多く、間違えにくいです。また、苦手な抜き出し問題も、この字数ならこれしかないというように特定が簡単にできており、苦手な国語を克服したかのような錯覚さえ起こします。
過去問のよいところは、制限時間が分かるので、きちんと時間を測って解けるところ、また時間制限があるから集中することです。算数のベストチェックなど問題集は、制限時間を決めればいいのですが、そもそも何分にしたら妥当かが分からないので…
昨日、3回目の過去問を解いたところ、ようやく合格者平均点に到達しました!
前回の全国公開模試まで、偏差値30台だったので、やはりここが実力相当校のようです。
「受験しない学校の過去問を解くなんて…」、かなり横道に逸れてしまった勉強法にも思えますが、やる気を失って何も手につかなくなるより、本番に近い問題集ということでいいのかも…
こういうスランプに陥った時に、塾に通っていればいろいろなアドバイスを頂けるのでしょうが、退塾してしまった身としては、親子で乗り切る他ないところが辛いです。
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